ニコン「Z50」
ニコンのAPS-Cミラーレス一眼カメラ「Z50」は、2019年11月発売で、すでに4年が経過している。
そこで、2024年5月以降に発売される可能性がある。
また、EUの規制により2024年12月末までに「USB Type-C」に対応する義務があるので、それまでには「Z50Ⅱ」を発売すると思う。
当ブログではニコンのAPS-Cカメラについて以下のように予想しています。
Z90 | 積層型センサー搭載
2025年以降に発売 |
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Z70 | 裏面照射型センサー搭載
2024年後半発売 |
Z50Ⅱ | 表面照射型センサー搭載
2024年5月以降発売 |
「Z90」は積層型センサー搭載で発売されるとの噂が多い。
しかし、現行のZ50は表面照射型センサーで、フルサイズのZ6Ⅱでも裏面照射型センサーなので、いきなり積層型センサーの「Z90」を発売することはないと思う。
結局、3機種のうち、2024年5月以降に発売される可能性があるのは「Z50Ⅱ」(表面照射型センサー)だと思う。
センサー | 表面照射型2450万画素 |
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映像エンジン | EXPEED7 |
動画性能 | 4K60p |
連写 | 10コマ/秒 |
シャッター速度 | 1/4000秒 |
手振れ補正 | 非搭載 |
センサークリーニング | 非搭載 |
測距点 | 209点 |
EVF | 236万ドット |
背面液晶 | チルト式3.2インチ104万画素 |
バッテリー | EN-EL25a |
重さ | 450g~500g |
価格 | 12万円~15万円 |
発表日 | 2024年5月 |
表面照射型センサー搭載「Z50 Ⅱ」
「Z50 Ⅱ」は、「エントリー~ミドルクラス」APS-Cカメラで「2,400万画素・表面照射型センサー」を搭載し、ボディ内手振れ補正やセンサークリーニングは搭載せず、値段は12万円~15万円、重さは450g~500g。
「Z50 Ⅱ」は、映像エンジンを「EXPEED7」にアップデートし、USB Type-C給電に対応すると思う。
また、容量を約10%増強した新型バッテリー「EN-EL25a」を搭載すると思う。
ライバル機種は、キヤノンEOS R10となる。
コメント
実際にZ50とR10を使用しているが、2019年発売の現行Z50のセンサーの方が、2022年7月発売のEOS R10よりも解像度が高いと思う。
もし、ニコンが「Z50Ⅱ」にZ9やZ8並みの高速AFを搭載すれば、EOS R10よりも高性能となり、APS-C市場でキヤノンに勝てると思う。
しかし、ニコンが出し惜しみして「Z50Ⅱ」にスペックダウンしたAPS-C用の時代遅れのAFを搭載すれば、ニコンはAPS-C市場で徐々に売れなくなると思う。
実際、センサーは「Z50」の方が解像度が高いが、EOS R10のAFの方が高性能で撮影して楽しいので、EOS R10を使うことが多くなっている。
それほど、EOS R10のAFは高性能で魅力的だ。
現在、ニコンのAPS-Cカメラはよく売れているが、新型「Z50Ⅱ」の投入が遅くなれば、ユーザーはEOS R10を購入して、フルサイズ用RFレンズも購入すれば、キヤノンのフルサイズ機に移行するユーザーが多くなると思う。
そういう意味で、ニコンにとって「Z50Ⅱ」は非常に重要な機種と言える。
ただ、Z50のキットレンズが高性能すぎて、ニコンのフルサイズに移行しようという気にならない。しかも、ニコンのフルサイズ機は重さが700g以上と重い。
高性能APS-Cカメラで「2,400万画素・裏面照射型センサー」「ボディ内手振れ補正」「センサークリーニング」を搭載し、値段は18万円~20万円、重さは500g。
ライバル機種は、ソニーα6700やキヤノンEOS R7となる。
2025年以降に積層型センサー搭載の超高性能APS-Cカメラ「Z90」を出すかもしれない。
APS-Cカメラは焦点距離が1.5倍になるので望遠に有利と言われる。
フルサイズ用の焦点距離600mmの長望遠レンズの重さは2kg~3kgとかなり重いので、フルサイズ使用者も長望遠撮影についてはAPS-Cカメラを使用する傾向がある。
そこで、フルサイズ機に匹敵する超高性能APS-Cカメラ「Z90」を2025年以降に発売するのではないか?
値段は30万円以上だと思うが、積層型センサー搭載なら売れると思う。
ただ、電子シャッター歪が懸念されるので画素数は2,400万画素にすべきだと思う。
個人的な予想では、ニコンはZ8など高性能機種を市場に投入し支持されているので、高性能APS-C機「Z70」を発売する可能性があると思う。
また、ソニー「α6700」やキヤノン「EOS R7」など高性能APS-Cカメラに対抗するために、ニコンも高性能APS-C機「Z70」を発売する必要があると思う。
しかし、販売台数を考えれば、「エントリー~ミドルクラス」でボディ価格12万円、ダブルレンズキット15万円の方が売れると思う。
したがって、最終的には、高級APS-Cカメラ「Z70」とエントリー~ミドルクラスの「Z50Ⅱ」の2系統の商品展開をすると思う。
EUの規制により2024年12月末までに「USB Type-C」に対応する義務があるので、それまでにに「Z50Ⅱ」を発売すると思う。
さらに2025年以降に、ニコン「Z50Ⅱ」の派生モデルとして「Z30 Ⅱ」「zfc Ⅱ」を発売すると思う。
ニコンAPS-C用新型バッテーリー2023年12月発売
ニコンは、APS-Cカメラ「ニコンZ50 Z30 Zfc用」の新型バッテリー「EN-EL25a」を2023年12月8日に発売した。
予想ではあるが、新型APS-Cカメラの発売の可能性は高いと思う。
ニコンAPS-Cカメラ「ニコンZ50 Z30 Zfc用」の新型バッテリー発売
ニコンは、APS-Cカメラ「ニコンZ50 Z30 Zfc用」の新型バッテリー「EN-EL25a」を2023年12月8日に発売した。
但し、使用するためにはカメラ本体のファームウエアのアップデートが必要となる。
- ニコン|Nikon Li-ionリチャージャブルバッテリー EN-EL25(旧型 EN-EL25)1,120mAh・8.5Wh
- ニコン Li-ionリチャージャブルバッテリー EN-EL25A [ENEL25A](新型 EN-EL25a)1,250mAh・9.5Wh
新型は旧型よりも約12%容量が増加している。
しかし、旧型の実売価格4,500円、新型は7,000円なので、旧型の方が割安感がある。
ソニーα6400(2019年2月発売)
- E PZ 16-50mm
- E 55-210mm
ニコンZ50(2019年11月発売)
- Z DX 16-50mm
- Z DX 50-250mm
ニコンはソニーα6400の対抗機種としてニコンZ50を発売したと思う。
そう考えると、ソニーα6700は2023年7月発売なので、ニコンが対抗機種「Z70」を2024年4月に発売する可能性は十分あると思う。
高性能APS-Cのニーズが少ない
高性能APS-Cとして、キヤノンR7、ソニーα6700が発売されている。
販売開始時は売上ランキングトップ10に入っていたが、数か月経過するとトップ10圏外になっている。
キヤノンR7、ソニーα6700のボディ価格は約18万円で、あと5万円たせば「フルサイズ」を買える。
したがって、高性能APS-Cはメイン機としての需要は少なく、フルサイズ機のサブカメラとして購入する人がいる程度だと思う。
Z50は発売4年でも売上ランク10位
Z50は、販売開始4年が経過しているが、それでも売上ランキングトップ10に入っていることがある。
Z50のキットレンズは非常に優秀で、ダブルレンズキットで15万円という価格も支持されていると思う。
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