OMデジタルソリューションの今後を予想、「OM-3」は2023年冬~2024年発売か?

(当サイトはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています)

OM-5が2022年11月に発売されたが、「E-M1 Mark III」の機能を「OM-D E-M5 Mark III」の外装に入れただけで、E-M1 Mark IIIから特筆すべき進化はない。

OM-1を小型化した新製品を期待していたので、期待外れだった。

今後、OMデジタルソリューションはどうなるのか?

 

デジカメ市場の縮小

スマホのカメラ機能が向上し、コンデジなどのデジカメのエントリー市場は縮小している。

そこで、カメラメーカーは20万円以上のハイエンドモデルに注力している。

OMデジタルソリューションもフラッグシップカメラOM-1を発売しているが、画質ではフルサイズのハイエンドモデルには敵わない。

そこで、小型・軽量・防塵防滴という特徴を生かして、登山用ともいえるOM-5を発売したのだと思う。

 

機種の削減・部品の共通化

デジカメ市場が縮小しているので、カメラの機種を削減して、部品を共通化し、コストを削減する傾向にあると思う。

OM-5が、「OM-D E-M5 Mark III」の外装に「E-M1 Mark III」を入れたモデルであることはその流れを考えると納得が行く。

登山用というニッチな市場に向けたカメラである以上、コストをかけて、新商品を開発しても、値段が高くなって売れない。

 

今後のライナップ予想

ハイエンドモデルOM-1
ミドルクラスモデルOM-3
登山用モデルOM-5
エントリーモデルOM-10
PENシリーズ

エントリーモデルの「OM-10」と「PENシリーズ」は差別化が難しく、今後統一されるかもしれない。

また、エントリーモデルの新製品を出しても、性能的には現行モデルと大差ないので、新製品の発売の優先順位は低く、発売は遅れると思う。

 

ミドルクラスモデル「OM-3」は2023年冬~2024年発売か?

現状のラインナップを考えると、OM-1とOM-5の性能差は大きく、その穴を埋めるミドルクラスモデル「OM-3」のニーズがあると思う。

OM-1と同じセンサー「1,053点 オールクロス像面位相差クアッドピクセルAF」を流用し、カードスロットを1つにし、重さを500gに軽量化した「OM-3」こそ、多くのユーザーが期待したものだと思う。

「OM-3」は、OM-1のダブルスロットをシングルスロットにするなど、機能を削減、小型化するだけなので、開発は短時間でできると思う。

OM-5は2022年11月に発売なので、もしかすると「OM-3」は2023年のクリスマス・年末商戦に投入するかもしれない。

 

重さ450g~500gが使い勝手がいい

OM-1の重さは599gでフルサイズのソニーα7Ⅳの658gと約60gしか違わない。

レンズを含めたシステムとしての重量ではOM-1の方が軽いが、ソニーのフルサイズ用レンズも軽量のものが発売されており、OM-1ではそれほど軽量とは言えない。

やはり、マイクロフォーサーズのカメラとしては、重さ450g~500gのモデルが一番のボリュームゾーンだと思う。

 

OM SYSTEM OM-1 ボディ

楽天で購入