富士フィルムは、新型標準ズームレンズ「XF16-50mm F2.8-4.8」を2024年6月28日に発売する。
4,000万画素に対応する小型軽量な標準ズームレンズで重さは240g、実売約10万円「希望小売価格は121,000円(税込)」。
2024年2月に開催した「X Summit TOKYO 2024」で、新型標準ズームレンズ「XF16-50mm F2.8-4.8」について「携帯性」「汎用性」「高解像」の3つの特徴があると言及していた。
絞りリングも搭載されている。
「FUJIFILM X-T5」装着時
機種名 | XF16-50mm F2.8-4.8 R LM WR |
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焦点距離 | 16mm-50mm(換算24mm-75mm) |
F値 | F2.8(広角端)~F4.8(望遠端) |
最短撮影距離 | 24cm(レンズ先端から15cm) |
最大撮影倍率 | 0.3倍(望遠端) |
フィルター径 | 58mm |
外形寸法 | 最大径65mm×長さ71.4mm |
防塵防滴 | 〇 |
インナーズーム | 〇 |
手振れ補正 | ×(非搭載) |
解像度 | 4,000万画素対応 |
絞りリング | 搭載 |
重さ | 240g |
価格 | 実売10万円
希望小売価格121,000円(税込) |
焦点距離は16mm-50mmで換算24mmスタートはいい。
現行のXF18-55mmの重さは310gだが、新レンズは240gと軽量化している。
また、4,000万画素対応に対応することから、かなり高性能なレンズと言える。
ただし、F値はF2.8(広角端)~F4.8(望遠端)で、望遠端のF値4.8は、ちょっと暗い。
個人的には、重さ300gでF2.8通しの方がよかったと思う。
もし、F2.8通しだったなら購入したいと思うが、F2.8~F4.8なので、購入するか迷っている。
超広角レンズ「XF10-24mm」(換算15mm-36mm)で主に撮影して、標準ズームの画角が必要な場合は望遠端(換算36mm)で撮影してトリミングしている。
したがって、そもそも標準ズームの使用頻度は少ない。
また、単焦点レンズ「atx-m 33mm F1.4」も保有しているので、換算50mmで撮影できる。
現在使用している「X-S20」は2600万画素で、4000万画素対応レンズの必要性はあまり感じない。
数年後、X-S20の後継機「仮X-S50」が発売され「ソニーの高解像ズーム」や「LUMIXのハイブリッドズーム」のように画質があまり劣化しない「テレコン」が搭載されれば、現在使用している「XF10-24mm」で50mm(換算75mm)までズームできるようになる。
そうなれば、レンズ交換の必要もなく便利だと思う。
その場合、「XF16-50mm F2.8-4.8 R LM WR」(約10万円)を購入したとしても使用頻度は少なくなると思う。
いろいろ考えて、発売前の予約はしないと思っていたが、実売価格が10万円と予想よりも安いので、もしかしたら購入するかもしれない。
- 「atx-m 33mm F1.4(285g)」(最大径65mm×長さ72mm)
- 「XF16-50mm F2.8-4.8(240g)」(最大径65mm×長さ71.4mm)
「atx-m 33mm F1.4」と最大径は同じ、長さは0.6mm違うだけなので装着イメージの参考になると思う。
「atx-m 33mm F1.4」X-S20
レンズの重さは530gになるが、「TAMRON (タムロン) 17-70mm F2.8 Di III-A VC RXD B070X (フジフイルム)」ならF2.8通しで実売価格8万円。
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