2021年1月、オリンパスは映像部門を子会社化し売却し、オリンパスはデジカメ市場から完全撤退した。
オリンパスと共同でミラーレス一眼カメラ規格「マイクロフォーサーズ」を立ち上げたパナソニックは、フルサイズ・カメラに注力しておりマイクロフォーサーズカメラの新製品をほとんど発売していない。
これらのことから、パナソニックもマイクロフォーサーズ規格から撤退するのではないかという憶測を呼んでいる。
コメント
結論から言うとパナソニックは「マイクロフォーサーズ」から撤退しないと思う。
もし、撤退するなら「フルサイズ」を含めてデジカメ市場から完全撤退するのではないか?
一部のフルサイズカメラはボディの重さ約600gまで軽量化されているが、一般的なフルサイズカメラは700g以上で例えば600gのレンズなら合計で1.3kgとなる。
一方、マイクロフォーサーズカメラならばボディの重さ400g、レンズも300g程度なので、カメラボディとレンズの合計で700g程度となる。
やはり、マイクロフォーサーズの方が圧倒的に小型軽量だし、レンズの種類も多いので、今後も一定数の需要が見込まれる。
当ブログの予想では、今後も、パナソニックはマイクロフォーサーズとフルサイズの2本立てデジカメ部門を展開すると思う。
また、パナソニックが、センサーサイズの少し大きいAPS-C規格に移行するとの噂もあるが、新にAPS-C用のレンズも開発する必要があるので、あえてAPS-Cに移行することはないと思う。
マイクロフォーサーズの将来性は?
個人的には、フルサイズよりもマイクロフォーサーズの方が将来性があると思う。
というのは、iPhoneのカメラ性能が素晴らしいからだ。
iPhoneの高性能モデルの価格は10万円以上と高額だが、マイクロフォーサーズやAPS-Cのエントリーモデルと同等以上の高画質で撮影できる。
将来、マイクロフォーサーズカメラにiPhoneのような映像エンジンが搭載されれば、現在のフルサイズに匹敵する高画質で撮影できる可能性もあると思う。