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ソニー「スマホの画質は2024年に一眼カメラ超え」の見通しを示す

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ソニー セミコンダクタソリューションズ(SSS)代表取締役社長 兼 CEOの清水照士氏は「ここ数年以内に、静止画では一眼カメラの画質を超えると見ている」との見通しを示した。

この発言と同時に示した資料によると、2024年に「静止画は一眼カメラの画質を超える」とあることから、一眼カメラ超えの目安は、2024年とみられる。

引用 日経XTEC https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/news/18/12937/

スマホは、センサーサイズが一眼カメラと比較して小さいが、AIによる補正で、画質を向上させている。

その画質の決め手となるAI(ソフト)の開発費が1000億円かかっても、スマホを1億台売れば、1台当たりのコストは1000円ですむ。

一方、一眼カメラはトップメーカーでも年間数百万台しか売れていない。スマホと同じように1000億円の開発費をかけると100万台しか売れないと1台当たりの開発費は10万円になる。

したがって、販売台数の多いスマホの方が圧倒的に画質がよくなる可能性は十分にある。それが2024年ということだろう。

スマホメーカーはスマホを売るためにAIソフトを多額の費用をかけて開発しているので、安易にカメラメーカーにAIソフトを提供することはないと思う。

したがって、フルサイズカメラは時代遅れになる可能性がある。

そもそも、現在でもスマホの写真は、SNSサイズにリサイズすればフルサイズに匹敵する画質となっている。カメラメーカーはAPS-Cにもっと力を入れて、軽量小型なカメラを開発すべきだった。

カメラメーカーが、軽量小型のカメラを望む消費者ニーズを無視して、プロ向けフルサイズばかり開発したことは経営判断ミスだと思う。

カメラはもう時代遅れになって、今まで一眼カメラを使っていた層もスマホにシューティンググリップのようなものをつけて撮影する時代になるかもしれない。