パナソニックが、新型マイクロフォーサーズ・カメラ「LUMIX DC-GH7」を2024年6月6日に発表し、2024年7月26日に発売する。
「LUMIX DC-GH7」は、2022年3月25日に発売開始した「 LUMIX DC-GH6」の後継機となる。
- 新開発の2,520万画素の裏面照射型CMOSを搭載
- 像面位相差AFを搭載
- カメラ単体274,000円(税込)
- レンズキット347,000円(税込)「LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm」
海外では2,200ドルで日本円換算33万円になるが、日本国内では約27万円で発売される。
しかも、新開発の2,520万画素裏面照射型CMOSセンサーを搭載、像面位相差AFも搭載、大型ファンを搭載し動画無停止など、このカメラ1台で映画も製作できるくらいの性能がある。
マイクロフォーサーズの動画機としての完成形で、映像制作のプロも使えると思う。
フルサイズ機は動画収録中に30分で熱停止するカメラも多いので、映像のプロが「LUMIX GH7」を選択するメリットはある。
しかも、キットレンズ「LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm」の性能は高く、焦点距離は換算24-120mmなので、レンズキット約34万円でプロ並みの映像が製作できるという、物凄いカメラだと思う。
もしかしたら、カメラ業界を変化させるくらいのゲームチャンジャーとなるかもしれない。
センサーサイズの小さい「マイクロフォーサーズ」であるが、裏面照射型センサーを搭載したことで、高感度耐性が向上した。
リアルタイムLUTも搭載され、編集作業も時短できるなど、仕事の効率化も含めた総合力で「LUMIX DC-GH7」に優位性があると思う。
機種名 | LUMIX DC-GH7 |
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センサー | 2520万画素センサー(裏面照射型) |
シャッター | メカ:1/8,000秒 |
連写 | メカ:14コマ/秒
電子:75コマ/秒 |
手ブレ補正 | 7.5段 |
AF | 像面位相差AF
コントラストAF |
重さ | 約805g(バッテリー、SDメモリーカード1枚含む) |
メモリカード | カードスロット1:CFexpress Type Bカード カードスロット2:SDメモリーカード |
価格 |
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発売日 | 2024年7月26日 |
コメント
パナソニックのフルサイズ機には「像面位相差AF」が搭載されており、マイクロフォーサーズ機にも「像面位相差AF」を搭載するのは当然の流れと思われる。
また、近年、パナソニックは動画機に注力しており、その最新動画機「 LUMIX DC-GH6」の後継モデルとなる「LUMIX DC-GH7」に「像面位相差AF」を搭載するというのも納得できる。