「フルサイズ VS APS-C」のどちらがいいかという議論が続いている。
当ブログの結論は、SNS用に横幅1000ピクセルまで縮小するなら「フルサイズ」も「APS-C」も画質は変わらない。
しかし、センサーサイズの違いだけではなく、「裏面照射型 VS 表面照射型」というセンサー形式の違いも関係あると思う。
比較機機種
- ソニーα7Ⅳ(フルサイズ)裏面照射型
- FUJI X-S10(APS-C)裏面照射型
当ブログ撮影「ソニーα7Ⅳ(フルサイズ)」と「FUJI X-S10(APS-C)」の比較画像
jpegの撮って出し画像を比較
(横幅700ピクセルまで縮小)
ソニーα7Ⅳ(30万円)+GM16-35mm(24万円)=54万円
X-S10(14万円)+XF10-24mm(12万円)=26万円
SNS用に横幅700ピクセルまで縮小すると、ソニーα7Ⅳ(フルサイズ)もフジX-S10(APS-C)も画質の違いはない。
「ソニーα7Ⅳ(フルサイズ)」と「FUJI X-S10(APS-C)」の2機種は、共に裏面照射型センサーを搭載している。
しかし、APS-Cカメラの多くは表面照射型センサーを搭載している。逆にフルサイズ機のほとんどは裏面照射型センサーを搭載している。
つまり、「フルサイズ VS APS-C」という論争はセンサーサイズの違いだけではなく、「裏面照射型 VS 表面照射型」というセンサー形式の違いも含んだ比較だと思う。
実際、フルサイズでもニコンZ5など表面照射型センサーを搭載したカメラは暗所に弱い。
正確に比較するなら「フルサイズ(裏面照射型) VS APS-C(裏面照射型)」で比較する必要があると思う。
APS-Cでも「裏面照射型」と「表面照射型」は違う
キヤノンのAPS-C超広角レンズ「RF-S10-18mm」が2023年12月に発売されたので、キヤノンEOS R10(表面照射型)と共に購入した。
裏面照射型のX-S20と比較すると、表面照射型のキヤノンEOS R10の画質は日陰など暗所に弱い。
その原因は、やはり「裏面照射型」と「表面照射型」の違いだと思う。