フジ(APS-C)とパナソニック(マイクロフォーサーズ)の超広角レンズを比較
カメラボディ | fuji X-S10(465g) | オリンパスOM-D E-M5 MarkⅢ(414g) |
カメラ画素数 | 2,610万画素 | 2,037万画素 |
規格 | APS-C | マイクロフォーサーズ |
レンズ | fuji XF10-24mmF4 R OIS WR | LEICA DG VARIO-ELMARIT 8-18mm |
レンズF値 | F4.0 | F2.8-F4.0 |
焦点距離(35mm換算) | 換算15mm-36mm | 換算16mm-36mm |
レンズ重さ | 385g(旧モデル410g) | 315g |
レンズ内手振れ補正 | レンズ単体で3.5段(旧モデル2.5段) | 手振れ補正 なし |
レンズ防塵防滴 | 防塵防滴耐低温構造(旧モデルは防塵防滴耐低温構造なし) | 防塵防滴 マイナス10℃の耐低温 |
フジのレンズは広角側が換算15mmスタートで、パナソニックは換算16mmスタートとなる。この1mmの差って思ったよりも大きい。
カメラとレンズの合計の重さ
- フジ(カメラ465g+レンズ385g)=850g(写真左)
- パナ(カメラ414g+レンズ315g)=729g(写真右)
風景(ビル)で比較
fuji XF10-24mmF4 R OIS WR
LEICA DG VARIO-ELMARIT 8-18mm
400mくらいの距離で撮影して、等倍(100%)に拡大すると、フジのレンズの方が解像度が高い。
しかし、カメラの画素数がフジは2,610万画素、オリンパスは2,037万画素なのでその差が影響しているかもしれない。
接近撮影で比較
fuji XF10-24mmF4 R OIS WR
LEICA DG VARIO-ELMARIT 8-18mm
接近撮影の場合、画質の差はほとんどないが、パナの方が「くっきり」しているように思える。
これは、パナのレンズの広角端のF値が2.8なので明るく、室内撮影の場合はF値の低いパナの方が有利ということかもしれない。
fuji XF10-24mmF4 R OIS WR(35mm換算15mm-36mm)
- レンズ内手ブレ補正 レンズ単体で3.5段(旧モデル2.5段)
- 防塵防滴耐低温構造(旧モデル防塵防滴耐低温構造なし)
- F4通し
- 385g(旧モデル410g)
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LEICA DG VARIO-ELMARIT 8-18mm(35mm換算16mm-36mm)
- レンズ内手ブレ補正 なし
- 防塵防滴
- マイナス10℃の耐低温
- F2.8-4.0
- 315g
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現在「fuji XF10-24mm」と「LEICA DG VARIO-ELMARIT 8-18mm」を併用している。
日中の屋外撮影では、FUJIのカメラ+レンズは重さ以外、不満なところはほとんどない。
- フジ(カメラ465g+レンズ385g)=850g
- パナ(カメラ414g+レンズ315g)=729g
フジのfuji X-S10の場合、カメラとレンズの合計の重さは121g重くなるし、カメラボディ「fuji X-S10」は防塵防滴ではない。
時々、フジのX-S10と超広角レンズは重く感じることがあるので手軽に撮影するときは「LEICA DG VARIO-ELMARIT 8-18mm」を持ち出することもある。
カメラボディ性能(特いAF精度)はフジの方がいい。歩留まりがFUJIは90%、オリンパス+パナは80%くらい。
しかし、同じシーンを2枚~3枚撮影すれば、どちらでも十分に使える。
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拡大しないと分からないくらいの画質の差だが、日中の屋外撮影の場合はfuji XF10-24mmF4 R OIS WR の方が解像感が高い。
fuji X-S10とXFレンズの組み合わせでAPS-C機として最高画質の写真を撮影できる。ただし、レンズは防塵防滴だが、fuji X-S10(ボディ)は防塵防滴ではない。
一方、LEICA DG VARIO-ELMARIT 8-18mmもいいレンズだが、オリンパスOM-D E-M5 MarkⅢとの組み合わせでは十分に性能を発揮できていない部分があるかもしれない。
パナのレンズはLumix DC-G9 proとの組み合わせだと画質がもっとよくなるかもしれないが、G9 proの重量は658g(電池・メモリカード込)と重くなる。
拡大してみると「解像度」は「フジのfuji XF10-24mm F4.0」の方がいいが、SNS用に1,000ピクセルまでリサイズするなら画質の差はあまり感じない。
パナのレンズは軽量で広角端のF値は2.8と明るく室内撮影では有利で、画質も標準以上なので選択肢にしても間違いではない。
ただし、オリンパスOM-D E-M5 MarkⅢのAF性能は悪いので、パナのレンズを使用するならば、そこは我慢しないといけない。
もっとも、広角撮影はAF性能の差が出にくいし、同じシーンを2枚~3枚撮影すれば、ほとんど問題はないと思う。
しかし、ピンボケ写真が100枚に1枚~2枚でもあるとなんとなく不満に思うことがある。
したがって、絶対にピンボケ写真を出したくないときは、fuji X-S10で撮影することにしている。