「EOS R8」VS「X-S20」超広角レンズ・軽量ボディ

キヤノンのフルサイズミラーレスカメラ「EOS R8」が2023年4月下旬に発売される。

またフジのAPS-Cカメラ「X-S20」も2023年4月に発表されるとの噂がある。

フルサイズとAPS-Cとセンサーサイズが違うが重さは「EOS R8」が461g、「X-S20」は不明だが「X-S10」は465gとほぼ同じ。

さらに、両機種とも超広角レンズ(重さ約390g)が発売されており、超広角レンズを装着した合計の重さは、「EOS R8」が851g、「X-S10」は850gとほぼ同じ。

値段は、EOS R8はボディ単体で26万円、X-S10は12万円と2倍以上違うので、普通は競合しない。

しかし、軽量ボディで超広角撮影できるという点では、比較対象機種になると思う。

 

機種EOS R8X-S10
ボディ重さ461g(バッテリーとSDカード込み)465g(バッテリーとSDカード込み)
ボディ内手振れ補正×
超広角レンズ重さRF15-30mm(390g)XF10-24mmF4 R OIS WR(385g)
合計の重さ851g850g
値段35万円(ボディ26万円+レンズ9万円)24万円(ボディ12万円+レンズ12万円)

 

X-S10は、非常にいいカメラだが、バッファが少ないように感じる。

また、軽量の標準レンズ「XF18-55」は18mmスタート(換算27mm)なので使い勝手が悪く、標準レンズ用にニコンZ50を使っている。

EOS R8ならば、標準レンズも24mmスタートなので、超広角レンズと標準レンズでカメラを別に用意する必要がない。

2023年4月に発表されるとの噂のAPS-Cカメラ「X-S20」を見てから、EOS R8の購入を検討したい。

ただ、EOS R8は、26万円という価格だがボディ内手振れ補正が搭載されていないし、超広角レンズ「RF15-30mm」はF値が「F4.5-6.3」とちょっと暗い。標準レンズ「RF24-50mm」も「F4.5-6.3」と暗い。

しかし、EOS R8は動体HDR撮影にも対応しており、F値が「F4.5-6.3」でも問題ないかもしれない。

また、EOS R8は、従来よりも画質の劣化が少ない「デジタルテレコン(2倍・4倍)」を搭載しており、超広角レンズ「RF15-30mm」を装着したままで、標準レンズ並みの焦点距離「30mm~60mm(2倍)」で撮影できる。

タイトルとURLをコピーしました