(28mm 単焦点レンズを装着)
ニコンの新型APS-Cミラーレス一眼カメラ「Nikon Z fc」が2021年7月23日に発売開始された。
但し「Z fc 28mm f/2.8 Special Edition キット」は予約が多く、2021年10月1日に発売された。
販売モデル
モデル | 発売日 | 店頭価格(税込) |
Nikon Z fc(ボディ) | 2021年7月23日 | 12万円 |
Nikon Z fc(ボディ)+16-50mm ズームレンズ(135g) | 2021年7月23日 | 13万円 |
Nikon Z fc(ボディ)+28mm 単焦点レンズ(160g) | 2021年10月1日 | 14万円 |
2019年11月発売のAPS-Cミラーレス一眼カメラ「Nikon Z50」をベースにレトロカメラ「Nikon DF」のような外観で、Z50を上回る機能も付加し、高いデザイン性も兼ね備える。
カメラボディの一部に「マグネシウム合金」を採用し、Zシリーズ初のバリアングル液晶も採用するなど、質感と使い勝手が向上している。
また、Z50では非対応だった「動画撮影時の瞳AF・動物AF」や「USB給電(USB Type-C)」にも対応しており、Z50よりも若干高い価格帯となっている。
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- 28mm 単焦点レンズは、新製品で、レンズ単体としては2021年10月上旬に販売予定。
- Z fcに装着すると焦点距離42mm(35mm判換算)となる。
名称 | Z fc | Z50 |
フォーマット | DXフォーマット(APS-C) | DXフォーマット(APS-C) |
有効画素数 | 2,088万画素 | 2,088万画素 |
ISO感度 | ISO 100-51200 | ISO 100-51200 |
高速連続撮影 | 約11コマ/秒 | 約11コマ/秒 |
動画撮影 | フルHD1080/120P・4K UHD/30P | フルHD1080/120P・4K UHD/30P |
AF方式 | 位相差AF/コントラストAF | 位相差AF/コントラストAF |
EVF | 約236万ドット | 約236万ドット |
背面モニタ | 約104万ドット(バリアングル式) | 約104万ドット(チルト式) |
質量 | 445g(バッテリーとSDカードを含む) | 450g(バッテリーとSDカードを含む) |
サイズ | 約134.5×93.5×43.5mm | 約126.5×93.5×60mm |
Nikon DFはフルサイズカメラだが、新発売の噂の「Nikon Z fc」はAPS-Cで、センサーサイズが一回り小さい。
NikonZ50は、小型軽量の高性能ミラーレス一眼カメラだが、デザインが無骨で一部のユーザーを取り込めていなかった。
そこで、レトロデザインを採用し、新しいユーザー層にアピールするものと考えられる。
基本性能はZ50とほぼ同じだが、一部機能を付加し、外観もデザイン性の高いものにした。
Z50にはグリップがあるが、Z fcの本体にはグリップがなく、その分ボディが43.5mmと薄くなっている。(別売のグリップは実売15,000円で約84g)
(16-50mm ズームレンズを装着)
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NIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)
重さ160gの新開発のレンズがキットレンズに採用された。F値は2.8で比較的明るい。
ただ、ニコンDXフォーマットのZカメラ装着時には焦点距離42mm相当(35mm判換算)となる。
このレンズは単体では2021年10月上旬発売予定で、希望小売価格は税込4万2790円。
- 最大径71.5mm × 全長43mm
- フィルター径 52mm
- 重さ 160g
価格について価格についてはレンズキット10万円と言われていたが、それよりも高くなる。
ボディ単体で12万円、ズームレンズキットで13万円、単焦点レンズキットで14万円となっている。
Z50に一部機能を付加し、高いデザイン性の新製品「Nikon-Z fc」の予約は好調になっている。
したがって、Z50の廉価版のZ30が発売されると噂されていたが、開発をかけてZ50よりもスペックダウンして安く販売する意味はないので、もしかしたら販売されないかもしれない。
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