パナソニックが、2023年2月16日に発売したフルサイズミラーレスカメラ「LUMIX S5markⅡ」は、像面位相差AFを搭載したことで人気になっている。
今後、2018年1月25日発売のマイクロフォーサーズ「G9」の後継機に像面位相差AFを搭載して発売されるのか?
結論から言うと、今後1年以内に「G9」の後継機が発売されることはないと思う。
G9の後継機
パナソニックは、像面位相差AFの搭載が遅れ、販売シェアも低迷していた。
そこで社運をかけて「LUMIX S5markⅡ」を開発したと思う。
したがって、G9の後継機を同時並行で開発していたとは思えない。
将来的に、G9の後継機にも像面位相差AFを搭載すると予想されるが、全くのゼロからの開発となり、発売まで2年以上はかかるのではないか?
フルサイズ機優先か?
LUMIX S5markⅡは、販売好調なため、他のフルサイズ機にも像面位相差AFを搭載すると思う。
例えば、S1Hの後継機が発売されるのではないか?
「S1Hの後継機の開発」と「G9の後継機開発」を比較すると、「S1Hの後継機の開発」の方が開発時間が短いと思う。
LUMIX S5markⅡの小型化?
LUMIX S5markⅡの販売は好調だが、重さが740gと重い。
そのため軽量なフルサイズ機のニーズがあると思う。
「G9の後継機開発」をゼロから開発するよりも、「LUMIX S5markⅡの小型化」の方が開発期間は短いと思う。
「LUMIX S5markⅡ」の小型版は早ければ、2023年末~2024年前半にも販売できるのではないか?
したがって、G9の後継機の発売は、早くても2024年末くらいではないか?
パナソニックは動画機優先か?
パナソニックは「静止画」よりも「動画」向けカメラの開発を優先していると思う。
例えば、マイクロフォーサーズ規格では動画向けの「GH6」を2022年3月25日に発売している。また、フルサイズのS5markⅡも動画録画中に熱停止しないようにエアフローを考慮したボディ設計となっている。
静止画向けの「G9」後継機の開発の優先順位は低いと思う。