2023年、 一般人が「ニコン」を買うべき「3つの理由」、フルサイズならニコン

最近、ミラーレス一眼カメラも値上がりしており、フルサイズカメラならボディだけで30万円が当たり前、高性能APS-Cカメラも20万円以上の機種も多くなっている。

今後、どのカメラを買うべきが考えたが、結論から言うと「フルサイズならニコン」がいいと思う。

 

その前に、ソニーαⅣとX-S10で実写比較すると、SNS用に700ピクセルまで縮小するなら画質に差はないです。

もちろん、PCで拡大すると「ソニーα7Ⅳ+GM16-35mm」は圧倒的に解像して、今まで見たことのない素晴らしい画質で、プロカメラマンが、ソニーα7ⅣとGMレンズを使っているのも納得がいく。

しかし、「ソニーα7Ⅳ+FE PZ 16-35mm F4 G」なら、PCで拡大しても「X-S10+XF10-24mm」との画質の差はない。

 

「ソニーαⅣ」と「X-S10」の実写比較

α7Ⅳ

ソニーα7Ⅳ+「GM16-35mm」

ソニーα7Ⅳ+「FE PZ 16-35mm F4 G」

GMレンズは綺麗だが、Gレンズは「黄色」よりになっている。

 

X-S10

X-S10+「XF10-24mm」

 

 

(1)ニコンはレンズがいい

フルサイズカメラの性能を引き出すためにはレンズも高性能でなければならない。

しかし、ソニーやキヤノンの高性能レンズは1本30万円する。

ソニーやキヤノンのフルサイズカメラを購入し、画質を極めるなら、最終的に1本30万円のレンズを3本くらい購入することになると思う。

しかし、スマホでSNSで見ると、フルサイズ機の写真もAPS-Cやスマホの写真と大差ない。

ただ、PCで拡大して見ると、フルサイズカメラ+高性能レンズの方が画質が綺麗なもの事実で、やっぱり、フルサイズカメラや高額レンズを買ってしまう気持ちも分かる。

 

各社のマウント径

メーカーマウント内径
ニコン55mm(Zマウント)
キヤノン54mm(RFマウント)
パナソニック51.6mm(Lマウント)
ソニー46.1mm(Eマウント)

ニコンのZマウントの内径は最も大きく、レンズ設計の制約が少ないと思う。その分、開発コストも安く、10万円代のレンズでも性能がいい。

10万円代のレンズはやはりF4ではあるが、カメラ性能が上がったことでF4のレンズでも明るい夜景なら十分使えるし、もし、ノイズが気になっても画像編集ソフトで「ノイズ除去」することもできる。

また、「ボケ」も画像編集ソフトで加工できる。

 

(2)カメラ本体の差は少なくなってきた

ソニーは、2018年3月にフルサイズミラレスカメラ「α7Ⅲ」を発売し、圧倒的なAF性能で市場を席捲してきた。

しかし、2023年2月にAF性能で最下位だったパナソニックも「LUMIX S5 markⅡ」を発売し、ソニーの7割~8割くらいのAF性能になってきている。

今後、ファームウエアのアップデートで、パナソニックとソニーのAFの差はさらに少なくなってくると予想される。

ニコンについては、すでにZ9を2021年12月に発売しており、ソニーの高性能AFと同レベルのAFを実現している。

今後は、Z5、Z6、Z7、シリーズにZ9のAFを移植すれば、ソニーに匹敵する高性能カメラとなる。

ソニーは30万円のGMレンズでないと画質が満足できないと思う。

一方、ニコンは10万円代のレンズでも十分満足できる。何ならキットレンズの「NIKKOR Z 24-70mm f/4 S」で十分満足できる。

しかも、キットレンズなので中古で状態のいいレンズが5万円で購入できる。

 

(3)グリップがいい

「ニコンZ6Ⅱ(705g)」+「NIKKOR Z 24-70mm f/4 S(500g)」=1,205gと数字だけ見ると重く思える。

しかし、実際に持ってみると、グリップが握りやすく、数字よりも軽い感じがする。

 

まとめ

カメラボディの性能差は小さくなってきており、今後はレンズ選びが重要になってくると思う。

そういう観点から、ニコンのZマウントは最も内径が大きく、レンズ設計の制約が少ない分、開発コストを下げられ、10万円代でも他社の20万円~30万円の高級レンズに匹敵する性能となる。

プロカメラマンや機材を無料提供される「ユーチューバー」はレンズ1本30万円のソニーやキヤノンを買えばいいと思う。

しかし、一般人なら「ニコン」を選択した方が他社と同じ性能のレンズを他社よりも安く購入することができると思う。

タイトルとURLをコピーしました