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富士フィルム「X-S20」ファームウェア「Ver.3.10」アップデート 2024年12月19日

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2024年12月19日、富士フィルムは、「X-S20」のファームウェアを「Ver.3.10」にアップデートした。

 

アップデートの内容

  • AFアルゴリズムを一部見直し、シーンタフネス性を向上させた

 

コメント

全般的にAFの速度と正確性が増したと思うが、ソニー・キヤノン・ニコン(最新機種)にくらべるとAF性能は悪い。

具体的には、実売11万円のキヤノンEOS R10よりも、実売20万円の「X-S20」のAF性能は悪い。

 

以下はXF10-24mmを使用した場合の感想

X-S20の静止画のAFは、以前もそれほど悪くなかったので大きな変化はない。しかし、白い壁など以前はAFが合焦しにくかったが、ある程度改善した。

今回のアップデートでは動画AFの方が改善していると思う。

具体的には、動画の録画開始時に「1~2秒間 真っ白になる」現象がほぼ解消したが、依然とし録画開始の1秒~2秒は露出オーバーになっている。

AF-S(動画)は、以前もそれほど悪くなかったので大きな変化はない。

AF-C(動画)は、以前から周期的にピントを外していたがやや改善した。

AF-C(動画)は、レンズやシーンによっては相変わらず「周期的にピントを外す」が、外し方が小さくなったと思う。

動画の場合、瞳AFにすると、自動的にAF-SからAF-Cになる点は改善されていない。

個人的には動画は「AF-S」で撮影した方がいいと思う。

動画「AF-C」で撮影すると、ピントを周期的に外すので本格的な動画撮影には向いていない。