富士フイルムは、新型APS-Cミラーレス一眼カメラ「X-M5」を2024年11月28日に発売する。
Xシリーズで最軽量となる355gで、X-S20と同じX-Trans CMOS 4センサー (裏面照射型2610万画素)と画像処理エンジン「X-Processor 5」を搭載する。
カラーはブラックとシルバーの2色展開。
ただし、EVFと光学手振れ補正は搭載しない。
店頭価格(キタムラ)
- ボディのみ:実売12万2760円
- レンズキット:13万7610円(XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ)
機種名 | X-M5 |
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センサー | X-Trans CMOS 4センサー
(裏面照射型2610万画素) |
画像処理エンジン | X-Processor 5 |
センサークリーニング | 圧電素子による超音波方式 |
シャッター | メカニカルシャッター(1/4000秒)
電子シャッター(1/32000秒) |
連写 | 電子シャッター(約30コマ/秒)
メカニカルシャッター(約5.0コマ/秒) |
手ブレ補正 | 電子防振(動画のみ) |
AF | インテリジェントハイブリッドAF
(TTLコントラストAF / 位相差AF) |
動画 | 6.2K(29.97P)
4K(59.94p) Full HD(17:9)ハイスピード(240P) |
背面液晶 | 約104万ドット |
メモリカード | SDメモリーカード(UHS-I対応) |
撮影枚数 | 約330枚(ノーマルモード) |
外形寸法 | 約111.9×38×66.6mm(幅×奥行き×高さ) |
重さ | 355g(バッテリーとSDカード込み) |
発売日 | 2024年11月下旬 |
コメント
X-S20と同じセンサーと映像エンジンを搭載し、EVFと光学手振れ補正を非搭載とし軽量化したモデルと言える。
6.2K動画も撮影できるなど、VLOG用に動画機能を強化している。
動画AF性能を確認したい
X-S20の静止画性能は高い。(ソニーやキヤノンよりはAF性能は悪い)
しかし、AF-Cで動画撮影すると周期的にピントが外れるので、AF-Sで動画撮影している。
また、瞳AFをONにすると、自動的に「AF-C」に切り替わるので、「瞳AF」は動画では使っていない。
X-M5を購入する場合は「AF-C(動画)」のAF性能を確認した方がいいと思う。
光学手振れ補正は搭載しないが、動画は電子手振れ補正を搭載する。
X-S20は光学手振れ補正を搭載しているが、動画の手振れ補正が悪いので、歩き動画は使い物にならない。
X-M5で歩き動画は大丈夫なのか?
軽量の広角ズームレンズがない
キットレンズの「XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ」の焦点距離は換算(22.5mm~67.5mm)なので広角側が弱い。
また、Xシステムには純正の軽量の広角ズームレンズがない。
広角の単焦点レンズは、「XF8mmF3.5 R WR」があるが、換算12mmで広すぎる。
- XF8mmF3.5 R WR
- XF14mmF2.8 R
- XF16mmF1.4 R WR
- XF16mmF2.8 R WR
- XF18mmF1.4 R LM WR
- XF18mmF2 R
- XF23mmF1.4 R
- XF23mmF1.4 R LM WR
- XF23mmF2 R WR
- XF27mmF2.8 R WR
- XF30mmF2.8 R LM WR Macro
- XF33mmF1.4 R LM WR
- XF35mmF2 R WR