旅ブロガーが考えた最強の「旅・街歩きカメラ」2023年1月

X-S10は、最強ではない

現在、旅カメラとしてボディ「X-S10」、レンズ「XF10-24mm」を使用している。

風景からテーブルフォトまで、このレンズ1本で撮影しており、個人のSNS用であれば十分満足できる。

しかし、最強の「旅カメラ」とは言えない点がある。

 

「X-S10」「XF10-24mm」の不満点

XF10-24mmは、超広角レンズのため、どうしても周辺部が歪んでしまう。

風景や料理なら許容範囲だが、人物が不自然に歪んでしまうとしっくりこない。

しかし、フジには標準レンズで適当なものがない。

  • XF16-55は、655gで重すぎる。
  • XF18-55は、18mm(換算27mm)スタートなので広角が弱い。
  • XF16-80は、400gとやや重い。なんか、レンズが伸びると、かっこが悪い。(これは、好みの問題だが、テンションが下がるのは事実)
  • XC15-45は、画質が悪い。
  • 単焦点レンズは、複数本レンズが必要だし、頻繁に付替えしないといけないので旅行には使いづらい。

 

キヤノンEOS R10

2022年7月28日に発売されたキヤノンEOS R10は、R3譲りの高性能AFを搭載し、約429g(バッテリー・SDカードを含む)という軽量を実現したAPS-Cミラーレス一眼カメラ。

EOS R10の画素数は約2,400万画素と十分だし、EOS R7は3,250万画素だが、APS-Cカメラとしては画素数が多すぎて、1画素当たりの光量が少なくなって暗所性能が悪くなると思う。

そもそも、EOS R7は、重さが約612g(バッテリー、カードを含む)と重い。

R10のカメラボディには手振れ補正は搭載されてないが、レンズに手振れ補正があれば十分使える。

レンズ

  • 超広角    EF-S10-18mm(換算16-29mm)
  • 標準レンズ  RF15-30mm(換算24-48mm:390g)
  • 標準~中望遠 RF-S18-150mm (換算29-240mm)
  • 超望遠    RF100-400mm(換算160-640mm)

超広角のRF-Sレンズがないので、EF-S10-18mm(換算16-29mm)をマウントアダプターを装着して使用する。

キットレンズのRF-S18-150mm は、換算29-240mmで、広角が弱い。そこでフルサイズ用のRF15-30mm(換算24-48mm)を標準レンズとして使用する。

ただ、値段はボティ1本とレンズ4本で合計35万円~40万円になってしまう。

APS-C用レンズが少ないため、フルサイズ用レンズを使うしかなく、どうしても高くなる。

とりあえず、最初はR10のボディとRF15-30mmで始めるのもいいかもしれないが、これだけで20万円を超える。

キットレンズが18mm(換算29mm)スタートなので、旅カメラとしては広角が弱く使えない。

それに、もっとも使用頻度の高い超広角のRF-Sレンズが発売されていないので、現在のところは買い替えることはないと思う。

OM-5なら、414gでボディ内手振れ補正やダストリダクションが搭載されているのに、R10はこの2機能が搭載されていない。

R7は、ボディ内手振れ補正が搭載されているが、重さが600gで、フルサイズ機と同じくらいになる。それなら、フルサイズを購入した方がいい。

 

 

EOS RP(フルサイズ)

EOP RPは、約485g(バッテリー、カードを含む)と軽量でいいのだが、AFはAPS-Cの「EOS R7」よりも劣る。

しかし、風景など(動き物以外)は、AF性能がそれほど高くなくてもいいという考え方もある。

EOS RPに手振れ補正は搭載されていないが、レンズに手振れ補正があれば使える。

「EOS RPとRF24-105mmのレンズキット(約16万円・レンズ395g)」+「RF15-30mm(8万円・390g)」の合計24万円で、最強の旅カメラ&レンズとなるかもしれない。

しかし、 「EOS RP」は2019年3月発売で約4年前の機種なので、後継機の噂もでている。

ただ、今購入して「EOS RP」の後継機がでれば、そちらに買い替える方法もある。

また、超広角のRF-Sレンズ(APS-C)が発売されれば、EOS R10に買い替えるという方法もある。

RF15-30mmは、APS-Cカメラで使用すると(換算24-48mm)となるので標準レンズとしてそのまま使える。

レンズ

  • 超広角レンズ RF15-30mm
  • 標準~中望遠 RF24-105mm f4
  • 超望遠    RF100-400mm

 

 

 

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