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マイクロフォーサーズ・ユーザーが期待する「MFTの方向性」

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旅行や街歩きしなから撮影しているので、超広角レンズと小型軽量のカメラボディが必須のため、マイクロフォーサーズカメラ(OMD E-M5 MK3とパナライカ8-18mm)を使っている。

X-S10とXF10-24mmが発売され、そちらをメインに使っているが、やはりマイクロフォーサーズの軽量は魅力だと思う。

実際のところ、フジのXマウントのレンズは単焦点レンズが中心で、小型軽量高性能の標準ズームレンズがなく、完全にXマウントに移行できないでいる。

 

マイクロフォーサーズに期待すること

マイクロフォーサーズは小型化に拘っているが、何でも小さくすればいいというものでもない。

ボディの重さは400g~500g、レンズは300g~400gがちょうどいいと思う。

その中で、撮影者の「所有欲」を満足させることが重要だと思う。

 

インナーズーム

マイクロフォーサーズのレンズはそもそも小型なので、小型化に拘って沈胴式や伸びるレンズは「かっこ悪いし、不便」。

レンズ長さ8cm~10cmくらいまでは、インナーズームにすべき。

これは、動画ユーザーにとってもジンバル運用の際にバランスが変化しないので都合がいいはずだ。

 

画質について

SNS用に撮影しているので、横幅1000ピクセルまでリサイズするので、フルサイズでもマイクロフォーサーズでも日中の写真なら違いはほとんどない。

暗所撮影とダイナミックレンジの狭さは、課題として残るが、ソフトウエア的に解決できるのではないか?

 

デザインで勝負

マイクロフォーサーズ・システムは小型化が容易なので、極限まで小型化するのではなく、その余裕をデザインに利用すべきだと思う。

より、デザイン性のあるカメラ・レンズを開発して欲しい。

車で言うと「ミニ・クーパー」のように、小さくてもデザイン性のある機材なら、ニーズがあると思う。