パナソニックのフルサイズミラーレスカメラ「LUMIX S5」の後継機「LUMIX S5 markⅡ」2023年2月16日発売、動画機能を強化した「LUMIX S5 markⅡX」が2023年6月に発売される。
参照 パナソニック
発売時期
- LUMIX S5 markⅡ(2023年2月16日発売)
- LUMIX S5 markⅡX(2023年6月下旬発売)
- 2023年1月7日から予約開始
価格
対象品 | 予想市場価格 | キャッシュバック | 実質価格 |
ボディ単体 | 248,000円 | 20,000円 | 228,000円 |
ボディ+20-60mm
(ボディ+レンズ1本) |
281,000円 | 25,000円 | 256,000円 |
ボディ+20-60mm+50mm
(ボディ+レンズ2本) |
300,000円 | 30,000円 | 270,000円 |
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特徴
パナソニック(ルミックス)として初めて「像面位相差AF」を搭載し、冷却ファンも搭載するなど動画機能を強化したモデルと思われる。
ライバルはソニーα7Ⅳ
LUMIX S5 markⅡは、動画機能を強化したモデルなのに4K60Pでクロップする。
これは、ソニーのα7Ⅳも4K60Pでクロップするので、商品力に問題ないという判断だと思う。
広角レンズを使用するとクロップしても標準の画角で撮影できると思う。
また、海外のユーチューバーは、ソニーα7Ⅳとの比較動画を出している。
発売前にパナソニックが機材を提供して撮影した動画なので、パナソニックが「ソニーα7Ⅳ」をライバル視しているのは間違いない。
ソニーα7Ⅳの熱停止問題
ソニーのα7Ⅳは4K60Pで撮影していると熱停止することがあるので「LUMIX S5 markⅡ」「LUMIX S5 markⅡX」は冷却ファンを搭載し熱停止しないようにしたのだと思う。
「像面位相差AF」を初搭載
パナソニック(ルミックス)として初めて「像面位相差AF」を搭載した。
AFについては、爆速というほとでもないが、少なくとも問題なく使えると思う。
重さ
重さは740gだが、海外のユーチューバーは「重い」とは思っていないようだ。
したがって、日本よりも海外中心に売れる可能性があると思う。海外の評価が高まれば、日本でも売れ出す展開になるかもしれない。
コメント
長年課題だったAF性能が改善され、ようやく「使えるカメラ」になったと思う。
特にルミックスのフルサイズの20mmー60mmキットレンズ(350g)が非常にいい。
しかも、ボディ単体で2,000ドルはかなり安い。
740gという重さも海外では問題にならない。
というか20mmー60mmキットレンズ(350g)と合計すると1,090gでむしろ「軽い」のではないか?
従来の標準レンズの焦点距離は24mmー70mmだったが、今の基準では広角側が弱いと思う。
結局、15mmー35mmの超広角レンズと24mmー70mmの2本のレンズを買うことになる。
しかし、「LUMIX S5 markⅡ」なら20mmー60mmキットレンズを買えば、1本でほとんど撮影できる。
しかも、冷却ファンを搭載し、熱停止しにくいし、防塵防滴などハードにカメラを使う海外のプロカメラマンに最適化したカメラだと思う。
「ひ弱」な日本のユーチューバーは無視すべき
100gでも重いと「デカ重」と酷評する「ひ弱」な日本のユーチューバーの意見は参考にならない。
実感として、「海外で売れる」という感じはする。そこから、日本でも売れ出すかどうかにかかっている。
結論
もしかしたら買うかもしれない。
ソニーα7Ⅳは、ボディ単体で30万円、Gレンズでも10万円~15万円するので、合計40万円~45万円になる。
「LUMIX S5 markⅡ」なら20mmー60mmスームレンズと50mmの単焦点のキットで30万円以内で購入できる。
LUMIX S5 markⅡ
- 発売時期 2023年2月16日
- 画素数 2420万画素(裏面照射型)
- ハイレゾショット 9,600万画素
- AF 像面位相差+コントラスト
- ボディ内手振れ補正
- 冷却ファン
- 連写 9枚/秒(メカ)・30枚/秒(電子)
- EVF 369万画素
- 背面液晶 184万画素
- 動画 4k60P(クロップか?)
- 防塵防滴
- 重さ 740g
- 価格 2,000ドル(円換算26万円)
LUMIX S5 markⅡX
- 発売時期 2023年6月
- 画素数 2420万画素
- AF 像面位相差+コントラスト
- ライブ配信など動画機能を強化
- 重さ 740g
- 価格 2,200ドル(円換算29万円)